黒伊佐錦黒伊佐錦です。 黒麹の定番です。 参考書「知識ゼロからの芋焼酎入門」で黒麹のことを調べました。 明治末期、九州では日本酒と同じ黄麹菌を使って焼酎が造られていたそうです。しかし、黄麹を使うともろみが腐敗しやすい。九州はは暑いですから。 そんな時、税務監督局の技官として河内源一郎さんが鹿児島に赴任しました。 彼は泡盛づくりで使われていた黒麹が芋焼酎作りいいのではないかと考えたそうです。 黒麹は、クエン酸ができるので腐敗を防ぐそうです。 で、その黒麹を最初に使ったのがこの黒伊佐錦ですってすんなりいかないのが、芋焼酎の歴史ですね。 河内源一郎さんは、黒麹菌の中に突然変異した白麹菌を見つけました。 白麹菌は、作業が楽で、味が軽やかと評判になり、黒麹を駆逐しました。 今でも、白麹が焼酎作りの主流になっていますね。 でも、世の中には、へそ曲がりがいるようで、白麹とは違った味を求める人がいました。 それが、山元正明さんです。 昔の黒麹はくせが強く、誰でもなじめるものではなかったそうです。 それを改良し、コクもキレもある黒麹菌を開発しました。 その黒麹菌を最初に使ったのが、この黒伊佐錦です。 はい、芋焼酎を飲んでいる時、その隣で、こんなウンチクをグダグダ言われたくないですよね。 やめます。 この芋焼酎の特徴は、甘みだと思います。 一番、甘みを感じる芋焼酎ではないでしょうか。 でも、くどい甘さではありませんね。 きちんと、渋さなどとのバランスが取れています。まとまりがありますね。 ある本には「スモーキーな風味」ってありました。確かに、そんな感じもします。 sugita1956さん愛飲のお酒って聞きました。 いつ飲んでも、飽きない味ですね。 定番の常飲酒って、こういうものだと思います。 おいら、オークションで購入しましたが、3年前に瓶詰めしたものです。 どうりで、まろやかだったのかって思っちゃいますね。 今度は、お店で新しいのを購入しなくちゃ。 【製造元:大口酒造協業組合】 【原料:芋(コガネセンガン)】 【麹:米麹(黒)】 【蒸留方法:常圧蒸留】 【アルコール度数:25度】 今週も、きついです。 もう寝ます。 ジャンル別一覧
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